内転筋の体操。坐骨神経痛の本丸をほぐす体操です

坐骨神経痛をバッチリ治すには、この体操が有効ですよ!!ぜひやってください。7日間体操には今は入っていない体操ですけど。じつは、2番めくらいに有効です!!

坐骨神経痛を30秒で治す方法。sciatic nerve pain how to stop hurting in 30 sec

内転筋の体操

※動画を再生しながら、この記事を読んでください。

内転筋をゆるめる体操

内転筋は、太ももの内側に存在する筋群のことです。筋群ってのは、何本かの筋肉があつまっていて一緒にうごいて、同じ役目をする筋肉の群れって意味で筋群ですね。

内転筋の画像

medically accurate illustration of the adductor longus

赤いのが、長内転筋ってのです。内転筋はぜんぶ6個の組み合わせです。

役目としては、脚を内側に閉じたり回したりする筋肉です。

厳密にはわかれていますけど、ざっくり内転筋でひとつの動きと考えていただいてOKです。

これらの筋肉が緊張で固くなると、坐骨神経痛の原因になります。

余談になりますが内転筋って、6本の筋肉の集まりです。覚える必要はありませんが、予備知識として一個ずつみていきましょう。

内転筋群の画像

1:大内転筋
場所:坐骨(骨盤の下に位置する骨の部分)・恥骨から大腿骨(脚のつけ根)

2:小内転筋
場所:坐骨(骨盤の下に位置する骨の部分)・恥骨から大腿骨(脚のつけ根)

3:長内転筋
場所:恥骨・恥骨結合から大腿骨(脚のつけ根)

4:短内転筋
場所:恥骨・恥骨結合から大腿骨(脚のつけ根)

5:恥骨筋
場所:恥骨から大腿骨(脚のつけ根)

6:薄筋
場所:恥骨から脛骨(膝の下の骨の内側)

坐骨神経の支配筋

坐骨神経の支配筋はWikipediaによると

坐骨神経wikipedia

厳密にガッツーーンと坐骨神経がつながっている筋肉は、大内転筋です。

上記の1番ですね。ほぼほぼ、足の内側の裏面と考えていただいてOKです。半膜様筋ののもっと中の方です。

大内転筋の図 ※赤い筋肉です。

medically accurate illustration of the adductor magnus

これは、人間の後ろのお尻から見た図です。なので、大内転筋は、骨盤の後ろから、太ももの骨。大腿骨の裏面にくっついている筋肉。つまり、裏腿の筋肉と考えてください。

これが、がっつり、坐骨神経がコントロールしている筋肉ってことになります。

3d rendered medically accurate illustration of the sciatic nerve

ですから、今回の内転筋の体操も、きっちり抑えておきましょう!!(上の動画と同じ動画です)

内転筋の体操

内転筋をゆるめる体操

ポイントは

足を弱い力で閉じる。そして、その状態を維持したまま、お尻をすこし巻き上げるようにします。※お尻上げの要領です。

他人が見て「動いてない!」って思うくらいのちいさい動きが一番効きます。自分は力をちょこっと入れてるけど、じっさいには、体が動いてないくらいが一番いいんです。なぜなら弱い力だからですね!

そうすることにより、足の裏側に効かせられます。大内転筋に効く!半膜様筋と半腱様筋にも効く!ダブルでおいしい効果が得られます!これがポイント

メインメニューに戻る
次の記事を見る

犬の大内転筋

3d rendered illustration of the dog muscle anatomy – Adductor magnus distal part

興味もってもらえるかどうかわかりませんが、犬の大内転筋です。

犬は骨盤が地面に寝ているそして人間より少し長いので、骨から距離をとってくっついているのが、効率よく走る。早く走れるパワーの出る秘密ですね!!