足の裏が痛い場合。腓腹筋を使えば治る

質問をご紹介します。

足裏の痺れが辛いのですがどうしたらいいでしょうか?

というご質問をいただきました。

この記事では、趾(あしゆび)という漢字を使っています。第一趾って書いたら、足の親指です。第二、第三って小指側へ向かって数えていきます。

足を止めるって書いて、足の指で、趾、あしゆびなんですね。おもしろいですよね。

足の裏が痺れ麻痺する原因

1番:まずこちらの画像を見てください。

足の裏の神経の担当領域と名称の図です。

英単語になってますが、難しく考えずに、

→の青ぽい図Plantar ってのが、足の裏です。

で、そこの第一趾(親指)から第四趾までの大きいエリアの

Medial plantar Nerve が日本語にすると

名前も ”内側足底神経” です。 内側の足の底の神経ってことです。かんたんでしょ?

横のLateral Plantar Nerve ってのは

外側足底神経 で、外側の足の底の神経ってことです。難しくないですよね。

ここの痛みを取る体操ってことで、話をすすめますね。

Vector illustration (diagram) of the nerves and cutaneous innervation of the human foot (with palmar and dorsal view). Used transparency.

ちなみに、内側足底神経 の図はこんな感じです。足の裏にはりめぐらせられてる神経です。赤い部分が該当の神経です。

↓足の裏の神経の図 内側足底神経

3d rendered medically accurate illustration of the Plantar Nerve

でも、もっと上流には根本になる神経があるんですね。

それが、この脛骨神経ってやつです。脛骨ってのは、スネの太い骨のことです。

この脛骨神経が、足の裏につながって、内側足底神経って名前に変わるんです。

↓脛骨神経

3d rendered medically accurate illustration of the Tibial Nerve

話のついでなんで、いっしょに説明しておきますと、足の裏で、小指側がしびれる場合は、この腓腹神経ってがしびれています。腓腹神経ってのは、ようするにふくらはぎを動かす筋肉です。腓腹ってふくらはぎです。かんたんでしょ
腓腹神経

3d rendered medically accurate illustration of the sural nerve

この神経たちが、筋肉に圧迫されたり、わるさされて炎症することにより痺れ、麻痺感がでています。

はい。ここまで、なんとなくわかっていただけましたか?

じゃ実際に治す方法

治す方法は、いちばん最初の方のページを見ましたよね?ギューッとぽんの法則かちょっとちょっとの法則の2つを使います。

ギューッとぽんの法則かちょっとちょっとの法則はこちらで書きました。

参考ページ

人間の生理現象2つ

はい。↑のページを読んで復習できましたよね。

じゃあ、あとは、どこの筋肉を使うか?だけの話ですね。

該当する筋肉をドミノ倒しのように使っていけば治せるんです。

まず、部分ごとに分解して考えていきましょうねー。

↓足の裏の筋肉を使います。

medically accurate illustration of the flexor digiti minimi brevis

足底神経は、足の底の筋肉をコントロールしているので、ここから

ちょっとちょっとの法則で刺激を入れ返してあげます。

↓の画像をみてください。

↓足のアーチの画像

Vector diagram Arches of the foot: Medial and Lateral Longitudinal and Transverse Arches.


足の裏って3つのアーチがあるんですね。

内側のアーチ、外側のアーチ。あとは、左右を横断するアーチです。

今回は、内側のアーチと外側のアーチの2つを使います。

↓の画像を見てください。
短母趾屈筋

medical accurate illustration of the flexor hallucis brevis


この筋肉は、足の親指(第一趾)をまげる筋肉です。

短とついてるので、足の表側が長とついていて、その反対側になるので短です。

母趾というは、第一趾、足の親指が母趾です。それを曲げる筋肉だから、屈筋ってことですね。

これを使うと、内側のアーチを動かせます。

次にこちらの画像を見てください。
短指屈筋

medical accurate illustration of the flexor digitorum brevis


こちらの画像の筋肉が、足の裏の外側をまるめるアーチをつくる筋肉です。

第一趾いがいをまるめるアーチの筋肉ですね。

はい。次の筋肉を御覧ください。

腓腹筋の画像。薄いピンクはアキレス腱

3d rendered medically accurate illustration of the gastrocnemius

腓腹筋の画像。薄いピンクはアキレス腱です。

上の2つの、第一趾から、第五趾までうごかすときにはたらく筋肉が、この腓腹筋なんです。アキレス腱を伸ばしたり縮めたりするときの筋肉です。

足の裏を丸めたり、ジャンプするときにつかわれています。

はい。ここまでが、ざっくり、直近でうごかすべき筋肉と

コントロールしている神経を勉強しました。

じゃあ、あとはどういう動きをするかですよね。

実際にどうする?

こうすればオーケーなんです。

椅子にすわってかかとを上げてねじる体操の動画はこれです

新しい動画

足の裏が痛い場合の体操

古い動画

その1↓

ふくらはぎの痛みの原因と、痛みを緩和するストレッチ

その2↓

坐骨神経痛を緩和するストレッチ

この体操動画を見て、次にまた、この記事を見て、

「あーーー、そうなんだ、結構理論的に、理屈があって考えられてる根拠のある体操なんだー」

って思っていただければ

効果が100倍増しになるわけです。

坐骨神経痛特化コンテンツのご感想いただけましたら、この記事の理屈と理論を踏まえて、新しく撮りなおした動画も送信いたします!!

コンテンツの制作にとっても参考になっていて、嬉しいので、ぜひぜひ、お送りください!!

藤田

メインメニューに戻る
次の記事を見る