坐骨神経とは神経痛とは
そもそも『坐骨神経』ってなに、どんな『神経』なわけ?で、そこからの坐骨神経痛とは。
人間を後ろから見た、足の神経(坐骨神経)の図です。黄色いのが神経

medically accurate illustration – sciatic nerve
背骨の椎骨の間を通って、さらに仙骨の穴から体の内側に出てきた神経が、また体の背面側、お尻のほうに向かっていますね。ここの部分に梨状筋があります。あとで梨状筋の図も見てください。
人間の右の前からの面を透過で見た図です。

medically accurate illustration – nerves of the hip
ちなみに、坐骨神経痛って右利きの日本人は左足がしびれたりします。
さらに余談ですが、これが、dermatome デルマトームって言って、どこが痛いと、どこの穴から出た神経が圧迫炎症されてるのか、わかる一覧です。

13564379 – dermatome
まあ、これで、見てもピンポイントでその神経だけほぐせるわけではないので、通り道の全部の神経と筋肉をゆるめる必要があります。
神経痛が起こる原因とは。
大体の体の不調の原因って無意識の緊張です。筋肉は、精神的に緊張すると、縮むんです。縮んで硬くなるんです、
無意識の緊張を、そのまま放置しておくと【カチンコチンな筋肉になり】痛みの原因になるってのは、すでにお伝えしましたよね。
筋肉の緊張が坐骨神経をしぼり、炎症させると坐骨神経痛になります。この神経です

medical illustration of symptoms of sciatica
もっとも、影響する筋肉は、梨状筋と大腰筋です。
梨状筋

medically accurate illustration of the piriformis
大事な筋肉は、大腰筋って以前言いましたよね。

medically accurate illustration of the psoas major
その大腰筋が硬くなると、下半身の筋肉がすべて連動して固くなっていきます。
お医者さんの診断名って、どこに痛みが出ているか?で診断の名前がつきます。
お尻の筋肉だと梨状筋症候群と診断されます。
ももやすね、ふくらはぎに痛みが出ると、坐骨神経まわりの炎症なので、坐骨神経痛と診断されます。ここまでわかりますか?
わるい影響がどこに結果としての症状がでているか?が診断名です。
原因を言い当ててるわけじゃないんです。
はい。ここまで、わかっていただけましたでしょうか?
ですから、坐骨神経痛をはじめとするすべての症状の解決は、緊張をぬくことからはじまる・・というわけです。
でも、急に「さぁ、はい無意識の緊張を弛緩させて!」って言われても、むずかしいですよね。
なので、今回のこのコンテンツが用意されたわけですね。ロジカルに理論的に筋肉の緊張を抜く作業を頭でも理解してアプローチしていくというものです。