つま先あげ。第二趾と第三趾に痺れの筋肉の仕組み

こんにちは、この記事、もともと人差し指と中指のしびれのご質問に答えてた記事なんですけど

よく考えたら、人差し指と中指って、第二趾と第三趾ですよね。

ぼくのなかで勘違いしていて、記事中の説明が、第一趾と第二趾の話に入れ替わっちゃっていました。

しかも、途中から、親指と中指ということで、第一趾と第三趾になっちゃってました。すみません。

なので、内容を第二趾と第三趾に変更いたしました、画像も変わっていますので、あたらしい気持ちで読んで見てください。

質問をご紹介いたします。

藤田先生。 こんにちは。

私は左右足の人差し指と中指に痺れと麻痺があります。右が強いです。右足全体にいわゆる座骨神経痛も強くあります。

先生の動画では、中指と薬指に痺れが出る、とありました。

私の場合、中指と人差し指なので、どの整形外科でも、座骨神経からくるものと違う、と言われます。

でも昨日動画を見ていて、全部繋がっているのではないかな、と思っています。

昨日朝、指にブロック注射をしましたが、夜には今まで通りに痛くなっていました。足先だけの問題ではないのでしょう。

やっぱり体操で治したいと思っています。

まずは、この画像を見ていただけますか?

足デルマトーム

Vector illustration (diagram) of the nerves and cutaneous innervation of the human foot (with palmar and dorsal view). Used transparency.

左の絵が足の甲ですdorsal側 。右の絵が、足の裏ですplantar 側

足デルマトームなんですけど、どこに痛みが出てると、どの神経が炎症してるよ!

ってわかる一覧表なんです。便利でしょう。で、

私は左右足の人差し指と中指に痺れと麻痺があります。

だから、第二趾と第三趾ですね!

炎症している筋肉で痛みを感じている神経が、こっちの

Superficial peroneal nerveという浅腓骨神経ですね!

3d rendered medically accurate illustration of the superficial peroneal nerve

刺激をうけてる神経が浅腓骨神経とわかりました。この神経をリラックスさせて、しづめてあげましょう。

リラックスさせる方法は、ふたとおりあります。

初級ならギューッとぽんの法則

中級なら、ちょっとちょっとの法則。

これのどっちでもいいので使って、浅腓骨神経がコントロールしている筋肉を動かしましょう。浅腓骨神経の支配筋をチェックします。

浅腓骨神経wikipedia

浅腓骨神経の支配筋は

長腓骨筋
短腓骨筋

です

長腓骨筋

medically accurate illustration of the peroneus longus

短腓骨筋

medically accurate illustration of the peroneus brevis

これを動かす方法は、

つまさき上げのときに、つま先を外にむけるようにしてやる。小指側を引き上げるようにガニ股にするってことですね。

もし、動かしてみて痛みが強くなるようなら、いったんやめる。って感じで試してみてください。

今日のまとめ

足の親指、中指は深腓骨神経がとおってる表面エリア、この神経は前脛骨筋ってのを動かすとゆるめられる。

第一趾と第二趾の動画です。あとで、第二趾、第三趾のパターンを撮影しますね!

坐骨神経痛の詳細説明。第一趾と第二趾がしびれる場合

同じことを座ってやることもできます。これです↓

坐骨神経痛、座ってできる詳細説明

動画でわかるように、かなり大げさにやってます。実際にやるときは、これの1/3くらいでやってください!

よろしくおねがいします。

Superficial peroneal nerveとは浅腓骨神経 peroneal 腓骨 足の骨のほそい方
tibial nerve 脛骨神経  tibial 脛骨 足の骨のふとい方
Medial Plantar Nerve内側足底神経

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