お尻ゆるめと片足伸ばし。レベルの高い授業します。

お尻ゆるめと片足伸ばしを解説します。今日はちょっとだけレベルの高い授業します。

まず、この画像をみて、坐骨神経痛はここで、この坐骨神経ってのが炎症している症状というのをイメージだけつかんでください。

medically accurate illustration of a painful sciatic nerve

お尻ゆるめと片足伸ばし。は梨状筋と内転筋のゆるめのセットです。

お尻ゆるめと片足伸ばし。

7体操は、初心者向けの体操なので、別個に

●お尻ゆるめ
●片足伸ばし

という、別々の体操としてご紹介しておりますが、今日はレベル高めなので、一緒にご紹介します。

いっぺんに、一本の足の、裏側と表(内側)をほぐします。

お尻ゆるめで梨状筋をほぐします。
※大臀筋、小臀筋、中臀筋 もほぐしています。

梨状筋ってのは、この筋肉です。坐骨の上に入ってる筋肉です。

medically accurate illustration of the piriformis

大臀筋ってのは、この筋肉です。梨状筋を覆ってる、いわゆるお尻の筋肉です。

medically accurate illustration of the gluteus maximus

そしてこの画像を御覧ください。

medically accurate illustration of the sciatic nerve

ポイント
坐骨の上を通る神経が坐骨神経です。その神経が炎症しているのが、坐骨神経痛なんです。坐骨神経の上に通ってるのが梨状筋なんです。

坐骨神経痛の原因は、梨状筋がコチンコチンになって、坐骨神経を圧迫して、炎症させているのが、原因です!。

だから、梨状筋をゆるめれば、圧倒的に坐骨神経痛はよくなるんですね。

昔は、『お尻ゆるめ』だけが単独で雑誌に載っけてたけど、それでも雑誌の読者さんから、『坐骨神経痛がなおりました』っていわれていた体操なんで、この『お尻ゆるめ』の作用をキチンと理解しましょう!。

もう一度復習すべきポイント

型通りやるのが目的ではない。

ヨガのように決めポーズ、出来上がりのポーズをかっこよくキメるのが目的ではない!

体操ってポーズに正解があるわけじゃない。

動いているんだな!って感覚を観察する事自体が治療なんですよ!

大事なことなんでもう一度いいます

動いているんだな!って感覚を観察する事自体が治療

右足を寝かせる。右足のお尻に効かせる。

お尻の筋肉をさわってみる。坐骨周囲をまさぐると、コリコリがある筋肉があるので、それが梨状筋。

梨状筋はこれや!ってわからなくても、お尻の筋肉が固くなっているのを確認できれば合格。

坐骨神経痛になっている人は、

お尻が固くなっている。お尻が固いということは、股関節が動かなくなっている。

股関節が動かない人は、股をひらくことができないので、絶対に無理をせずに毛布やまくらをおいて行う。

ここまでが、お尻ゆるめ

片足伸ばし

右足を寝かせる。左足を伸ばす。右足の内側の内転筋に効かせる。

最初に↓の坐骨神経の画像を見てください。

medically accurate illustration – nerves of the hip

太ももの大腿骨のところを通ってますよね。だから、内側の筋肉をほぐすことも重要になるんです。いわゆる内転筋です。

内転筋はこの筋肉です。

medically accurate illustration of the adductor longus

寝た状態で左足の膝を立てて伸ばすと、不思議なことに、右足の内転筋がゆるむんです。

片足伸ばしの体操。は、内転筋をほぐしています。

この左足の片足伸ばしをやることにより、右足の内側を治療しているんですね。

たとえば、一般の読者さんの頭の中は「左足がわるいから、左足を動かす体操をたくさんやればいいですか?」というレベルです。

『左足を動かすことにより、右足の治療ができる!!』

この発想まで、普通の人はレベルが達してないってことですね。

今日の授業で、あなたは一段レベルがあがったということです。

よく復習してくださいね!↓

右足の、お尻ゆるめと、左足の片足伸ばしをやることにより、

右足の一本足の、背面側(体裏側)←お尻の筋肉、そして、右足の腿の内側、をほぐすことができた!という事になります。

当たり前だけど、一本の足を、裏からと表から、ゆるめないとダメでしょ?、整骨院とかでうつ伏せになって触ってもらっても治らないのはこれが原因。

そして、自分で体操したほうが完治するのは、これができるからです!

メインメニューに戻る
次の記事を見る